ベトナムゴルフ場レポ ホーチミン市編
ダナンからハノイにかけてゴルフ場の旅がが終わったところで、今回からホーチミン市のゴルフ場を紹介します。
名選手もプレーした注目の難関コース
ベトナムに数多くあるコースの中で、ベストコースとして知名度が高いと言われてまず思いつくのが、ザ・ブラフスホートラムストリップ。ホーチミン市から南に2時間半のブンタオの東の海岸線に作られたコースです。ここはリゾート開発予定地で、このコースに隣接するザ・グランド ホートラムリゾート&カジノはホテルとカジノを備えたリゾート施設。リゾートに宿泊してゴルフを楽しむのが一般的です。
このコースは、グレッグ・ノーマン設計の18ホール、パー71、GOLD7007y、BLUE6287y、WHITE5615yといった設定。一見距離が短めで優しいように感じても、実際にラウンドしてみるとアップダウンが激しく、丘の斜面に作られたコースなだけに海からの風が強いのが特徴。朝は風が穏やかでも午後からはかなりの強風が吹き荒れ、時間によって難易度が変わるコースです。ベトナムにあるグレッグ・ノーマン設計のほかのコース同様、FWを外せば砂地とブッシュも待ち受けます。コース整備はいつでも行き届き、うねったFW、大きなバンカーが待ち受ける。そして、ところどころにあるハザードはプレーヤー泣かせ。次から次へと押し寄せる難関を突破するのは至難の業です。
3年ほど前にこのゴルフ場でアジアントーナメントが行われ、セルヒオ・ガルシアが優勝しました。私も実際に観戦に行きましたが、強風の中、うまくボールをコントロールする姿は圧巻でした。
ザ・ブラフスホートラムストリップはベトナムを代表するゴルフコースに間違いなし。ぜひ皆様も挑戦してみてください。