凄まじい勢いでゴルフ場が増加中！ アジアでも有数のゴルフリゾート地に
ベトナム全土でゴルフ場は６０コースが存在します。北部エリア（ハノイ）が１番多く約３０ヶ所あり、南部エリア（ホーチミン市）が約２０ヶ所、中部エリア（ダナン）が約１０ヶ所と続きます。
毎年２～５ヶ所が新たにオープンしており、８年前まではベトナム人ゴルファーは約１万人と言われていましたが、現在は５万人を超えると予想されているなど、凄まじい勢いでプレイヤー人口が増加しています。実際に、週末の午前中はメンバータイムが設けられるほど、ホーチミン市近郊のゴルフ場は混雑しています。
また、ベトナムはゴルフ旅行先としても注目され、世界中から多くのゴルファーが訪れています。２０１９年３月にはベトナムゴルフ観光協会が設立されるなど、政府としてもゴルフ観光に力を入れているのです。
南北にのびる海岸沿いにリゾートゴルフ場が点在
モンゴメリーリンクスゴルフコース。風光明媚な景色が楽しめる
ベトナムは、日本のように国土が南北に細長く、その長さも日本の本州とちょうど同じぐらいです。西側はラオスや、カンボジア、中国と隣接しており、東側は３４４４ｋｍにもおよぶ海岸線です。その地形を利用し、南北にわたってリゾート地があり、その周辺に多くの「リンクスコース」が誕生しています。
ベトナムの代表的なリゾート地として筆頭に挙げられるのが中部のダナンで、ほかにもドンホイ、ニャチャン、クイニョンなどが有名です。南部エリアでもファンティエットやヴンタウ、フーコック島など、続々とビーチリゾート＆ゴルフ場の開発が進んでいます。
また、世界遺産観光とゴルフが一緒に楽しめるのもベトナムのゴルフ場の特徴です。ホイアン旧市街や、ミーソン遺跡、古都フエ、ハロン湾、鍾乳洞フォンニャー・ケバンなど、見どころが盛りだくさんな各世界遺産の近くにゴルフ場があります。