ベトナムゴルフ場レポホーチミン市編③
今回はホーチミン市の歴史あるゴルフ場の魅力をお伝えします。
グリーンは綺麗でスピードも早いです自然と一体化した美しいコースが魅力
「ベトナム ゴルフ＆カントリークラブ」は、ベトナム初の36ホールのゴルフクラブ。ホーチミン市の中心部から20ｋｍに位置し、ビラの敷地を含むと３００ｈａの大きな森林地帯の中にあります。ゴルフ場以外にも、スイミングプール、テニスコート、体育館、スカッシュコート、レストランがあるのが特徴です。
コースはウエストとイーストに分けられ、18ホール×２コースの設定。ウエストコースは台湾のチェン・キング・シーによって設計され、１９９４年に開場しました。オーソドックスな森林コースで、光と影のコントラストが美しい風景が広がります。
イーストコースは１９９７年にオープン。６回のメジャーチャンピオンであるリー・トレビノが設計を手掛け、砲台グリーンや起伏のあるバミューダグリーンが特徴の戦略的なコースになっています。２００８年にはこのコースでアジアツアーが開催され、ベトナムを代表するチャンピオンコースとして広く知れ渡りました。
先日、久々に訪れましたが、最近できたコースにはない、落ち着きを感じました。豪華ではなく、むしろ質素に感じるけれど、歴史の重みがあります。古いコース特有の芝生に雑草が混じり、そろそろ大きな整備を必要とする時期かもしれませんが、それもまたアジアのコースならではの良さだと思います。
「ベトナム ゴルフ＆カントリークラブ」は、今後もベトナムのゴルフの歴史を引っ張っていく重要なコースではないでしょうか。